負けない利確の形
さて、そろそろ映画の感想とか書きたくなってきましたが、性懲りもなく投資に関しての記事を書いてみたいと思います!
投資を始めた人にとって、目標は当然「利益を出すこと」だと思います。
一方で、個人投資家の9割が損失を出しているという話もあるそうです。つまり勝っている=利益を上げてるのは全体の1割のみという事になります。
投資の優劣は
①「何を」②「いつ買い」③「いつ売るか」の3点で決まると思います。今更ですがw
ですので、利益を出せないという事は、上の3つのどこかで間違えてるという事になります。
例えば①良い銘柄を見つけたとしても、②の買うタイミングが悪かったら利益を出すことはできませんし、①と②が良くても、③の売るタイミング次第ではマイナスになる事もあり得ます。
そして、マイナスが続けば、いずれは投資資金は枯渇し、再び資金を貯めるまで投資をする事はできなくなります。それじゃつまらないですし、残念ですよね。
なので、どうすればマイナスにならないかというのが投資を続けていく上で1番重要な鉄則だと私は思います。
ではどうやったらマイナスにならず、かつ利益を積み上げていけるのか・・・何か良い方法論がないものか・・・とない知恵を絞って考えてみました!(笑)
そこでおぼろげながら浮かんできたんです…「階段状に利確する」という文字が(進次郎)
まぁ大雑把に言えば、
例えば投資元本20円を使って、ある銘柄を価格10円で2つ買います。
そして、もし買った銘柄が2倍の20円になったら1つだけ売却し、20円分の元本を確保します。
その元本は再投資に回したりせず、別口座に確保しておきます。(国債とかに替えて金利を得るのもありですね)※ここで調子に乗って同じ銘柄を追加購入するのは危険です。
そうすると、万が一残った1つの投資商品の会社が倒産したとしても、あなたの投資成績は100%マイナスになりません。現実的には中々倒産はしませんので、プラスは確実でしょう。※手数料とかは考慮しない。
あとは保有した1つの銘柄がどれだけ上昇トレンドに乗り続けられか、という事にのみ注視すればオッケーです。そして、トレンドが下落に転じたと感じたら残りの1つも売却します。
これをずっと繰り返します。
おお!これならずっと資産が増えていくじゃないか!サイコー!!( ^ω^)・・・
まぁこの方法論の穴は「買った銘柄がマイナスになった時には使えない」って事なんですが!!
ですので、これはあくまで上記の①何を②いつ買うか、が上手くいった時の手法になります。
銘柄の価格が急騰してる時にもっと上がると期待して買い、そこからダダ下がりになった場合は、②を間違えていますので、潔く顔を洗って出直しましょう(つまりさっさと損切りです)
損失を最小限に抑えつつ、利幅が得られた時は大きくピョコンと資産が増える、またコツコツと横ばいを続け、またピョコンと資産が増える…
現実的にはなかなかそんな上手くはいかないと思いますが、派手さはなくとも少しずつ階段を登るように利益を積み重ねる考え方として、こんなのはどうでっしゃろ?というお話でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。まだリスク管理に不慣れな方に、何か少しでも考えるヒントになれば幸いです。
※ちなみに長期的にずっと上昇し続ける銘柄の場合は、買ったら何もせず何年も放置してるのがもっともパフォーマンスが良いと思います。(SBGやビットコインとかね!)
おすすめ投資本
「勝つ投資 負けない投資」片山晃 小松原周:著