天気の子舞台挨拶観劇@広島バルト11

さて、興行収入100億突突破や第92回米アカデミー賞国際長編映画賞部門(旧外国語映画賞)ノミネート作品に選出など公開から1ヶ月位経っても何かと話題の「天気の子」ですが…

人生初の映画館での舞台挨拶を観に行ってきました!!

今回の作品は巷では(特にいわゆる大人の観客)には内容についてアレコレ言われてるようですが、私はとても気に入ってます。


その理由は映像や音楽(との融和性)や役者さんたちのお芝居はもちろん、新海監督や作り手が観客や今の世の中に対して真摯に向き合って伝えたい想いを表現されてたと感じたからでした。

 

「俺の最高だと思う映画はコレなんだよねぇ〜?ね?いいでしょー?」みたいな気持ちも映画監督や作家には必要たと思いますし、結局は自分の最高だと心から信じる作品を世に放つのが人の心を捉えるには大事だと思うのだけど、ともすればそれは(作り手の自己満足や閉じられた世界の中での自慰的な作品になりがち)という面もある気がしていて、映画界にもそういう人が少なくない様な気がします。ご本人が気づいているかは別にして…。(失礼)

新海監督の前作「君の名は。」に対する映画界や批評家等の方々の批判として『売れる要素を詰め込んだから売れたのは当然で中身は大した事ない』みたいなのがありました。
私は別にどれだけ売れようが売れなかろうが大事なのは受け手にとって必要か必要でないかだだと思いますけど、キャッチーな要素を詰め込んだから売れたんだ!という批判は何だか小さな器の人の遠吠えみたいでつまらないなぁと思ってました。観客ってひとりひとり人格がありますしそんなに簡単単純に劇場に大勢が足を運んでくれない筈です。

 

さて、などと文句も書いたりしましたが、今回は地元での舞台挨拶はないと踏んでの広島遠征です。会場はイオンモール府中4階にあるバルト11.


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イオン系列の映画館ですね。


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入り口も結構オシャレ。最近館内改装されたらしいです。


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映画館ロビーにズラーッと並んだ天気の子ポスター。おもわずパシャリ

 

中に入りますと暗い通路に各シアターのフロアがライトアップされててまるで水族館みたいな感じでした(館内は撮影禁止らしく写真はなし)

上映館は少し小さめな箱でそれが舞台挨拶には合ってたかも。
実は今回3回目の観劇です。結構多い方だと自分では思ってましたが、後に遥か上を行くツワモノがいるのを知る。

映画本編に関しては廃ビルでの凪先輩の言葉からの流れは何回見てもグッときてしまいます。。涙 

上映が終わり舞台挨拶が始まりました。なんと今回は撮影OKとの事で!恐縮しながらパチリ。司会の女性も素敵な進行ぶりでした!


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こういう時に自分は遠慮してしまうタイプで後になってあれを聞いとけば良かったなーと思うのはいつものパターン。ここら辺の気性は変えたいですね。

 

恐らく恒例の質問であろう冒頭の「何回天気の子を見ましたかコーナー」では回数が増える毎に上げた手が下がっていき…最後に残ったのは85回見ましたという男性の方!!陽菜ちゃんのパーカー着てて監督や司会の人にネタにされてましたねぇ…(笑)公開から38日間で85回と言う事は1日2回見ても足りないので…

どんだけだ!!

広島の気風なのか温かい雰囲気の中でファンの方々が色んな疑問を新海さんにぶつけておられました。それに対して相手の目を真っ直ぐに見て、真摯に、丁寧に、腰が低く答えておられた姿はテレビで見る新海誠そのもので、(あぁこういう人だからRADWIMPS野田洋次郎さんもどれだけしんどくても全てを注いで音楽を作られたのかもなぁ)と思わされました。

 

今回の質問で1番印象に残ったのは……とある男子高校生による「森七菜さんのファンなので今度お会いしたら好きですとお伝えして頂けませんか?」という質問でしょうか(笑)
新海誠「ではLINEでお伝えしますので下のお名前を…」

高校生「ありがとうございます!○○○○です!(フルネーム)」

 

…いやー若いって素晴らしいですね!!!(爆)

 

…本当は主演のお二人と一緒の舞台挨拶が見たかったのは内緒です