プロメアは堺雅人の狂演技を楽しむ映画だ!

記事の題材としては今更感もありますがアニメーション映画「プロメア」を観てきました。

(なーんか暑苦しい映画を見たいなー)と思っていたところ予告動画をYouTubeで見て以来気になっていた作品だったのでこれは丁度いい!と映画館へ。

映画プロメア予告編

監督さんや脚本家の方はTVアニメシリーズ「天元突破グレンラガン」のスタッフさんらしいのですが、そちらはあまりちゃんと見ていないです。「お前を信じる俺を信じろ!」という今ひとつ励ましになってるのか良く解らないような言葉を弟分みたいな少年に投げかける熱血兄ちゃんが出てくる事やたらと露出の多いお姉さんが出てくるロボットもの?アニメという事は知ってますが…でも熱気のある作品だというのは解る。

プロメアに関しては松山ケンイチさんや堺雅人さんなど自分が好きな役者さん達も声の出演をなさっているので皆さんの演技も楽しみにしながら劇場に。

 

劇場入口で来場者特典として特別映像がwebで見られるコード付きカードを渡されました。ガロ編という主役のお兄ちゃんがまだチームに入りたての頃のお話が楽しめます(しかし後にGyaOで無料公開が始まったのでちょっと残念(´・ω・`)

https://gyao.yahoo.co.jp/p/00799/v08897/

一応ガロ編のリンクを。7月31日までGYAOにて公開中だそうです。

 

で、肝心の本編ですが…とにかく熱い作品でした!そして360°に渡ってズームイン、ズームアウトしながら絵が動きまくるというアニメーションとしては新しい感覚を取り入れたような作品になってました。多分3DCGと手書きを組み合わせてるんでしょうけど見ていてそんなに違和感なくて凄いです。どうやって描いてるんですかねー?

でもこの感じは最近やってたドラゴンボール超劇場版アニメーションに似てますね。最近のアニメ界での流行りなんでしょうか??

映画ドラゴンボール超フロリー

 

ただこの映画の最大の見所は何と言ってもクレイ・フォーサイトを演じた堺雅人さんのネジが飛んだような暴れっぷりでしょう!

最初は冷静沈着、スマートな糸目おじさまがどんどん本性を顕にしていく様は圧巻ですらあります。だって見た目も映画冒頭と終盤でまるで違うんだもん…笑

まぁ昔から目を閉じたキャラは開けた時が怖いと言いますし(知らんけど)

堺さんも想定した最大値以上の熱量で演じられたとか。そりゃそうだわ。

>堺:クレイは、もっと要求していた感じがしました。収録前は、ラストから逆算して、大体5段階くらいの声の大きさを考えていて、熱量がどんどん高くなるクライマックスでレベル5を出す予定だったんです。 ところが、半ばの「旦那と呼ぶな!」というセリフでいきなりレベル5を要求されて。 一応できるからやりましたが、「レベルMAXをここで使っちゃった」と目眩がしました。プロレスラーが、技を全部出し切ってカウント2も取れなかった心境でしたよ。この後どう戦えばいいのって(苦笑)。

https://animeanime.jp/article/2019/06/01/45857_2.html

 

私は行けませんでしたが昨今流行りの「応援上映」も盛り上がったのは間違いない。

実はこの記事を書いてる時点で2回見てます。3回目も行きたいかなー(笑)

やっぱりエンタメや作品って緻密に練られたロジカルと熱量次第だと思います。