天気の子舞台挨拶観劇@広島バルト11

さて、興行収入100億突突破や第92回米アカデミー賞国際長編映画賞部門(旧外国語映画賞)ノミネート作品に選出など公開から1ヶ月位経っても何かと話題の「天気の子」ですが…

人生初の映画館での舞台挨拶を観に行ってきました!!

今回の作品は巷では(特にいわゆる大人の観客)には内容についてアレコレ言われてるようですが、私はとても気に入ってます。


その理由は映像や音楽(との融和性)や役者さんたちのお芝居はもちろん、新海監督や作り手が観客や今の世の中に対して真摯に向き合って伝えたい想いを表現されてたと感じたからでした。

 

「俺の最高だと思う映画はコレなんだよねぇ〜?ね?いいでしょー?」みたいな気持ちも映画監督や作家には必要たと思いますし、結局は自分の最高だと心から信じる作品を世に放つのが人の心を捉えるには大事だと思うのだけど、ともすればそれは(作り手の自己満足や閉じられた世界の中での自慰的な作品になりがち)という面もある気がしていて、映画界にもそういう人が少なくない様な気がします。ご本人が気づいているかは別にして…。(失礼)

新海監督の前作「君の名は。」に対する映画界や批評家等の方々の批判として『売れる要素を詰め込んだから売れたのは当然で中身は大した事ない』みたいなのがありました。
私は別にどれだけ売れようが売れなかろうが大事なのは受け手にとって必要か必要でないかだだと思いますけど、キャッチーな要素を詰め込んだから売れたんだ!という批判は何だか小さな器の人の遠吠えみたいでつまらないなぁと思ってました。観客ってひとりひとり人格がありますしそんなに簡単単純に劇場に大勢が足を運んでくれない筈です。

 

さて、などと文句も書いたりしましたが、今回は地元での舞台挨拶はないと踏んでの広島遠征です。会場はイオンモール府中4階にあるバルト11.


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イオン系列の映画館ですね。


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入り口も結構オシャレ。最近館内改装されたらしいです。


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映画館ロビーにズラーッと並んだ天気の子ポスター。おもわずパシャリ

 

中に入りますと暗い通路に各シアターのフロアがライトアップされててまるで水族館みたいな感じでした(館内は撮影禁止らしく写真はなし)

上映館は少し小さめな箱でそれが舞台挨拶には合ってたかも。
実は今回3回目の観劇です。結構多い方だと自分では思ってましたが、後に遥か上を行くツワモノがいるのを知る。

映画本編に関しては廃ビルでの凪先輩の言葉からの流れは何回見てもグッときてしまいます。。涙 

上映が終わり舞台挨拶が始まりました。なんと今回は撮影OKとの事で!恐縮しながらパチリ。司会の女性も素敵な進行ぶりでした!


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こういう時に自分は遠慮してしまうタイプで後になってあれを聞いとけば良かったなーと思うのはいつものパターン。ここら辺の気性は変えたいですね。

 

恐らく恒例の質問であろう冒頭の「何回天気の子を見ましたかコーナー」では回数が増える毎に上げた手が下がっていき…最後に残ったのは85回見ましたという男性の方!!陽菜ちゃんのパーカー着てて監督や司会の人にネタにされてましたねぇ…(笑)公開から38日間で85回と言う事は1日2回見ても足りないので…

どんだけだ!!

広島の気風なのか温かい雰囲気の中でファンの方々が色んな疑問を新海さんにぶつけておられました。それに対して相手の目を真っ直ぐに見て、真摯に、丁寧に、腰が低く答えておられた姿はテレビで見る新海誠そのもので、(あぁこういう人だからRADWIMPS野田洋次郎さんもどれだけしんどくても全てを注いで音楽を作られたのかもなぁ)と思わされました。

 

今回の質問で1番印象に残ったのは……とある男子高校生による「森七菜さんのファンなので今度お会いしたら好きですとお伝えして頂けませんか?」という質問でしょうか(笑)
新海誠「ではLINEでお伝えしますので下のお名前を…」

高校生「ありがとうございます!○○○○です!(フルネーム)」

 

…いやー若いって素晴らしいですね!!!(爆)

 

…本当は主演のお二人と一緒の舞台挨拶が見たかったのは内緒です

2019年版「氷艶」感想~ユリア・リプニツカヤに寄せて~

先日横浜アリーナで行われたアイスショー「氷艶」初日昼の部を観てきました。

(公式HP)

2017年に歌舞伎とフィギュアスケートの融合という新しい試みから行われた同名アイスショーですが、今回は演出家に宮本亜門さんを迎え源氏物語をテーマにした総合舞台芸術と形容できるようなものに仕上がっていると思います。

氷艶というアイスショーの存在自体は知っていたのですが正直そこまで興味は惹かれず今まで映像、会場ともに見る事はありませんでした。

今回見に行きたくなったのはもう引退されてしまわれましたがロシアの女子フィギュアスケーターユリア・リプニツヤカさんが出演されるという情報を知ってからです。

 

彼女を有名にしたのは何と言っても2014年に自国ロシアで行われたソチ五輪団体戦でのSPとFSの演技だと思います。自国民やプーチン大統領の期待を一身に背負った舞台で15歳ながら素晴らしい演技で団体戦優勝に貢献した姿はロシアだけでなく他の国にも大きなインパクトを残しました。私もそれまでにNHK杯などで演技を見てはいたと思うのですがあまり印象には残っておらず、この時の2つの演技を見て「何か新しい競技スケートの方向性を目撃した」と感じました。その後のロシア女子、主にエテリコーチの教え子達の活躍を見るに彼女がその隆盛の始まりだったのは確かでしょう。

ソチ五輪団体戦SP

音楽:マーク・ミンコフ

振付:イリヤ・アヴェルブフ

同FS

音楽:「映画シンドラーのリストサウンドトラックより

振付:イリヤ・アヴェルブフ

ただ、成功には功罪あるものでそれ以降の彼女は予想だにしない注目度の高まりに苦しめられる事になるのですが…。

 

ソチ五輪個人戦では5位という結果に終わるもそのシーズンの世界選手権で銀メダルという結果で見事にその悔しさを晴らします。(埼玉で行われたこの世界選手権は羽生結弦町田樹の戦い、浅田真央の優勝や表彰式の素晴らしい雰囲気といい自分の中で最も印象深い世界選手権てす)

 

しかし翌シーズン以降の彼女は成長期からくる体型変化によるジャンプの狂い、ルール改正により厳格化されたルッツジャンプのアウトエッジの不明瞭さに悩まされます。

彼女の物語性のある演技とロシアというよりソビエト連邦的な哀愁や慈愛が漂うような雰囲気に魅力を感じていた私は何とか再び上昇して欲しいと願っていたのですが、特に体型変化という女子選手特有の悩みは摂食障害による現役引退という幕切れをもたらしてしまいました。最後の1年は応援していても辛かったです。ルッツジャンプに関しては移籍したアレクセイ・ウルマノフコーチの元で良くなっていたと思うのですけども…。ソチ五輪までは多く表彰台に上り結果を残していただけにご本人が1番辛かったと思います。

最後の競技会での演技です。

2016年GPSロシア大会SP

音楽:ジョゼフ・コズマ

振付:ステファン・ランビエール

同FS

音楽:映画「キル・ビルサウンドトラックより

振付:アレクセイ・ウルマノフ、オリガ・ポヴェーレンナヤ

フリー後キスクラでの何とも言い難い悟ってるようにも見える表情が切ないですね。。。

 

現役引退後しばらくは大学でのスポーツマネジメントの勉強に専念し氷上に戻る事はなかった彼女ですが、仲の良いペアスケーターであるイリニフさんと立ち上げたスポーツアカデミーでの指導やプルシェンコさん主催のくるみ割り人形をテーマにしたアイスショーへの出演など徐々に氷の上へと戻ってこられる事が増え嬉しかったです。そんな中で発表された今回の「氷艶」。会場である横浜アリーナから遠く離れた地方民とはいえ、この機会を逃したら絶対に後悔する!!と往復日帰り航空券と公演チケットを買うのに躊躇いはありませんでした!(清水の舞台から飛び降りる気持ちとはこのこと!w)

 

羽田空港から横浜プリンスホテル行きバスに乗り会場へと向かいます。


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前にライブで来て以来横浜アリーナは久しぶりです。そんなに変わって無かったですねー。


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開演1時間前には会場周辺に沢山の人がいました。人気だなぁ。

 

無事に入場すると館内は売り場も大賑わい。ガチャもやってました。(やらなかったけどw)


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開演までは撮影OKとのことでリンクをパチリ。


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以下写真なしの感想。

今回の舞台で驚いたのは単に氷上を滑るだけでなく、インタラクティブプロジェクションマッピングという技術を使いスケートの軌跡を追うような光の演出をリンクの上で行っていました。時に花が舞うように、時に光の粒が追うように、リンクや舞台奥の壁を彩り、1つの空間をそこに創造していてそれが物凄く効果的だったと思います。

アイスショーで過去の常識を飛び越えたような空間演出は町田樹さんがPIWで何度か行っておりPIW横浜2017 町田樹 Don Quixote Gala 2017:Basil's Glory - YouTube)自分はそこに新たなアイスショーの可能性を感じていたのですが宮本亜門さんはそこに更に舞台芸術の要素を組み入れて新しい世界を作り上げていました。幕毎の切り替わりのテンポ感やそこで使われる音楽、リンクを縦横無尽に動きながら小道具大道具を使い展開される源氏物語の世界はこれまでになかった全く新しいショーとして成立していたと思います。

2017年の氷艶はまた違った良さがあったようですね。

20!7年版「氷艶」

 

特に驚いたのは高橋大輔さんのお芝居と意外にも(?)上手かったミュージカル的な歌唱シーンでしょうか。特にお芝居の面は宮本亜門さんの演出もあったのか舞台の型に適応されてた印象で、見ていてあくまで芝居素人のスケーターさんだからなどの違和感はなかったです。

役者さんの中では波岡一喜さんが滑りもお芝居もとても素晴らしくて、個人的MVPは彼ですねー!いい悪役っぷりでした!

 

そして私の最大のお目当てだったリプニツカヤさん。。初めて生で彼女のスケートを見ましたが、朱雀役のステファン・ランビエールさん共々台詞無しながら紫の上を見事に氷上で表現されていたと思います。

私は割りかし冷静に見るタイプですが、憂いのある美しい音楽に乗りながら舞う紫の上は見ていて言葉が要らない程の何かを感じました。やっぱり彼女は素晴らしい音楽と情感の表現者だと思います。

稽古中の映像とコメント。

インタビュー中の表情が楽しそうで充実してたのでしょうね。

 

私は恥ずかしながら源氏物語をまともに読んだ事がないので幸か不幸か最後まで先の展開を知らずに見終える事が出来ました。悲しい展開も多く、手放しで喜べるようなラストではありませんでしたが、ラストに語られる藤壺の台詞「あの方は月でございました。月は夜の孤独の中でこそ美しく輝くものでございます」はまるでスケーターの1つの本質を捉えた表現のような気もして、シミジミと聞き入っていました。

平原綾香さんもポップスの世界からミュージカルの世界に舞台を広げておられるのですね。流石の歌唱力……!!

 

終演後は万雷の拍手と歓声が会場を包みました。私も思いっきり手を叩きました。

氷艶関連ツイートまとめを上げて下さってます

 

最後に雑感。

 

今回見終えてみて、そんなに多くのアイスショーを見ていない私が言うのも烏滸がましいのですけど、舞台芸術としてもエンターテイメントショーとしてもフィギュアスケートにはまだまだ無限の可能性が眠っていると感じました。観客席まで巻き込んだ演出は町田樹さんが「スワンレイクで実践されましたが、CaOI2017 町田樹 Swan Lake:Siegfried and His Destiny - YouTube)ああいった事も演劇やミュージカルでは有り得ない演出ではないですし、単に良い音楽と華やかな照明の中で有名スケーターが滑る事でファンを満足させ興行するだけではなくて、トップスケーターでなくても、更にはスケート畑の人でなくても、テーマ性や演出と修練によって新しい娯楽や作品を提供し楽しんで貰えるのではないかなーと。そういう新しいビジネスモデルみたいなものも簡単ではないにしても不可能ではないかも知れません。

高い日帰り旅行でしたが本当に楽しく幸せな時間を過ごさせて貰いました。

改めて関わった全ての方々に尊敬と感謝を!!

そしてまたいつかリプニツカヤさんの表現する世界観を日本の会場で見てみたいなーと願ってます。とにかくまずは元気でいてくれたら嬉しいなー。

 

初日終演後の演出の宮本亜門さんと主演の高橋大輔さんのコメント。この時の言葉は大袈裟では無かったと断言したい!!

映画「アルキメデスの大戦」〜ネタバレあり感想〜

映画館で予告編を見て以来気になっていた戦艦大和をテーマにした映画「アルキメデスの大戦」を見てきました。

原作は三田紀房さんによる漫画だそうですが、そちらは読んでいません。

https://yanmaga.jp/c/the_great_war_of_archimedes/

ヤングマガジン作品サイト

(試し読みあり)

映画「アルキメデスの大戦」予告編

 

監督は山崎貴さん。山崎監督もすっかりヒットメイカーになった感があります。元々はスターウォーズから映画監督を志した人なので特撮映像にロマンがある方。一番有名な代表作というと多分「ALWAYS〜三丁目の夕日」でしょうけど、

映画「ALWAYS〜三丁目の夕日」プレビュー

私の場合は「ジュブナイル」という少年達の冒険を描いたSF映画で初めて知った監督さんでした。

映画「ジュブナイル」予告編

うーん画面から漂うレトロ感…。鈴木杏さんの子役時代ですね。

 

以下ネタバレありで映画の感想。

 

特撮映画も好きなのであの巨大な戦艦大和をどう実写で描くんだろうと興味津々で劇場に向かいました。

お話としてはざっくり言うと第二次世界大戦前の日本海軍で今後を見据えて新しい戦艦か空母のどちらを作るべきか論争が起こります。山本五十六海軍少将(舘ひろし)はこれからは空戦の時代だから空母が必要と主張しますが、嶋田少将(橋爪功)は絢爛豪華、勇猛果敢な大艦巨砲主義を体現する巨大戦艦こそが必要だといかにも近代戦争に負けそうな思想を意気揚々と展開します。

(まぁどちらにしても日本が国力で遠く及ばない米国相手に勝てる訳もないのですが)

論理性や先見性では山本案が優れてますが、保守的もとい時代錯誤的な軍上層部は戦艦に気持ちが傾きます。これで戦艦の方が建造予算が桁違いに高ければ再考の余地もあるのですが、設計に当たった平山造船中将(田中泯)は何故か空母より安い謎の見積もりを出してきます。

そこで山本と永野中将(國村隼)はたまたま遊席で出会った元帝国大学学生であり天才数学青年櫂 直(菅田将暉)に正確な見積もりをはじき出し虚偽の提案として退けさせようと考えます。

色々あって帝国大学を除籍になった彼は日本に絶望して米国の大学に行く事を決めていたので最初は断りますが、戦艦大和を作ってしまうとやる気になった軍が米英に宣戦布告してしまいかねないので日本を守る為に何としても計画を阻止しようというイマイチ解らない理屈で山本五十六に説得され帝国大学を辞める要因となった下宿先の尾崎財閥令嬢尾崎鏡子(浜辺美波)を戦争に巻き込みたくないと考えたのか依頼を引き受けます。

 

まぁそこからは殆ど全編に渡り見積もりを出させたくない嶋田側の妨害工作と何とかして計測しようとする階達の攻防が続きます。果たして櫂たちは嶋田達の計画を阻止できるのか?!笑福亭鶴瓶演じる大阪の大里造船社長もそこで重要な役割を果たします。

戦艦大和のシーンは冒頭に沈没シーンが流れるのみで、戦闘シーンはほぼ無い映画となっていました。一応開戦前とはいえちょっと意外でしたね。

 

気になるものは何から何まで測量して計算しなければ気がすまないという変態数学男櫂のキャラクターはとても面白く、そんな彼を最初は敬遠していた柄本佑演じる田中少尉との名コンビ?ぶりは見ていて楽しかったです。

現場は楽しかったみたいですねー。

舘ひろしさんや國村さん、橋爪功さんや本業はバレエダンサーの田中泯さんなど主要キャラがほぼオジサマだらけというおよそ女性ウケは期待できなさそうな面子なのは興行としては如何なものかとは思いますが、氷艶で初めて知った波岡一喜さんも出ておられ、彼らのお芝居や掛け合いはとても楽しめました。特に会議場でのやり取りはある種の滑稽さやおかしみがありましたね。

 

でもお話の展開やラストの締め方、女性がほぼ浜辺美波さんしか出てないのを考えるとあんまり売れないだろうなぁ………(苦笑

菅田将暉さん目当ての女性が沢山来て貰えればワンチャン…?

THE ICE 初日昼公演

台風接近を心配してましたがTHE ICE大阪公演を見てきました。

目当ては紀平梨花選手(の新プログラム)。

彼女の演技を見るのはNHK杯大阪ショート以来です。新FSをやってくれないかと期待しながら会場へ向かいます。



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天気の子コラボラテを飲めば晴れる…と期待した訳ではない

 

田舎者らしく大阪駅から朝潮橋駅へのに乗り換えで右往左往しながら会場に着きました。スマホ無かったらもっと色んな人に道を聞いていたであろう…(笑)

丸善インテックアリーナという格好いい会場名ですがなんか普通の体育館!


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アイスショー町田樹最終公演を観にPIW広島に行った以来なんですけど会場内の雰囲気とか近しいものを感じますね。


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厳しく会場内撮影禁止を言われてたので会場外を

 

初っ端からMC(名前分からんけどよく聞く声w)さんが盛り上げる中、各スケーターさんが新プロや昨季プロなどを披露していかれました。宇野選手がメインっぽかったですね。テレビで見るまんまの和やかで自然体なお人柄とコメントに会場も柔らかい空気になりました。今季はコーチなしらしいけど大丈夫なのか?

 

目当ての紀平さんは新SPでした。フリーはまだ時間かかるのかな?ジャンプは苦戦してましたがそれ以外のステップや細かい振付など新しい挑戦になってそうです。やっぱり昨季の活躍と経験から自信や落ち着きが出てきたのでは?多分普段は控え目な性格な人だと思いますが氷上ではドッシリしてました。The Greatestもやって欲しかったー!

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000137-sph-spo

 

印象に残ったのは2014年フランス選手権2位ロマン・ポンサールさん。新SP凄くキレキレで思わず拍手にも力が…これは名作の予感!

ネイサン選手はダンサブルでグルーブ感のある音の取り方がとても上手いです。多分世界でもあのコンテンポラリーダンスを彷彿とさせる体の使い方できるスケーターはそういないのでは?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000142-sph-spo

坂本選手の新SPは海外ウケしそうな予感です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000135-sph-spo

 

本田真凜さんは衣装から振る舞いから本当に注目を浴びたい、人気者になりたい圧が凄くて(うーんこういうのもスケーターに必要な要素やも知れぬにゃむ)などと思ったりしました(笑)本田紗良さん楽しみな選手ですね。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000165-sph-spo

ヴィンセント選手や樋渡選手の2人も今季の活躍が楽しみです!アメリカ選手のサービス精神よ…。

トリは宇野選手でもはや定番となりつつありそうなGreat Sprit。力強さと筋肉の躍動を感じる動きに惚れ惚れ!彼に限らず男子選手がショーでも惜しみなく4回転飛ぶのは痺れますね。今季は4F-3Tと3A-4Tを試合で決められますように。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000138-sph-spo

 

いやーでも宇野先生、最後の観客を巻き込んでのダンスは難しいっすわ!!

 

おまけ

まさかボーヤン選手の新プロの衣装がセーラー服だなんて…(違う)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000152-sph-spo

「天気の子」レビュー〜世界なんて狂ったままでいい〜

今年の映画界で注目の興業作品になりそうな新海誠監督最新作の「天気の子」を観てきました!

映画「天気の子」予告編

前作「君の名は。」は映像ディスクでの鑑賞でしたので今回は映画館で新海監督の美しいアニメーションを見るのを楽しみにしていました。
新海さんは「ほしのこえ」で全ての作画制作をパソコンを使い自分ひとりで行うという異例の制作手法でデビューされた監督さんです。

映画「ほしのこえ」予告編

秒速5センチメートル」ではその後味のリアルな苦さで全国の男子の胸をキリキリ痛めたことで一部では有名です!

映画「秒速5センチメートル」予告編

新海誠作品というと男女2人の関係性を中心にしてその周りの世界をとても美しく描く事で知られてると思うのですが、批判が多かった(らしい)「星を追う子ども」から徐々にそれが変化してきて、もっと広い視野や世界観で物語を描く事が増えてきた様な気がします。
そして社会現象となった「君の名は。」は明確に大ホール的作品というか、沢山の人が見る事を意識しながら誰の中にもある「他者を求め必要とする気持ち」に寄り添うような、親子や夫婦、友人や先輩後輩などの人と人との繋がりを大切にした作品に仕上がっていたように思います。

ただ新海さんの根幹はやはり『離れ離れになった織姫と彦星』なんですよね。今作「天気の子」でもそれは変わっていないと思います。
その上で監督ご自身もインタビューなどで仰るように、今の時代の空気感や生活感、そこで生きている人達の願いをより意識しながら作品を送り届けようとしていたのが伝わってきました。

新海誠「『君の名は。』を公開する前頃から、なんとなく自分たちの手にバトンやボールのようなものが来ているという感覚がありました。客観的な事実は別として、なにか今、僕たちの手には誰かから受け取ったものがある。そして今はそれを持って自分が走る順番なんだという気がしていたんです。この感覚がいつまで続くものなのかはわかりませんが─いずれ消えるんだろうなという予感もあるんですが、でもとにかく今は「バトンを持っているんだから走らなければ」という気持ちがあるんです。」

「天気の子」 パンフレットより抜粋

日本は高度経済成長期を過ぎて、世界はグローバルなモノのやり取りや資本が入ってくる時代になりました。昔の様に頑張れば報われるとか、大きな会社に所属すれば安泰とかの絶対的な価値基準がなくなり、温帯だった日本の気候も亜熱帯と言って良い気候になっています。
少し前の常識では考えられない様な事が起こる時代に突入しているのは多くの人が薄々感じてると思います。

そんな時代に人は何を拠り所にしながら生きていくのか、何を大切だと思って生きるのか、そんな事を新海さんが考え己の中で問い続けながらエンターテイメントという形を忘れず多くの人と創り上げたのが今作じゃないかなーと感じてます。

大人になるに従って分別や常識に沿って自己保身をしながら生きるようになりがちで、それは必ずしも悪い事ではないと思うのだけど、「皆に迷惑をかけないように」「世の中そういうもん」「我儘言わずに世の中の流れに従って生きよう」そんな声に縛られず本当に心のから大切(だと感じる)存在の為にただひたすら全力で身を捧げたのがこの作品の主人公穂高くんてあり、そんな彼の姿を見て、「青いね少年!」と思いつつ「頑張れ少年!!」と背中を押したのがこの作品の裏主人公(だと私が勝手に思っている)須賀圭介なんじゃないかなぁと。

私は須賀さんや夏美さんの立ち位置に近いと思いますが、だからこそ10代の人達特有の瑞々しさやひたむきな純粋さのかけがえの無さを感じたりしました。
帆高役の醍醐虎汰朗さんも陽菜役の森七菜さんもとても真っ直ぐで素敵な演技でしたし、須賀役の小栗旬さん、一部では不安視されてたという(苦笑)夏美役の本田翼さんもとても役にあったお芝居をされてて見てて引き込まれました。

「世界なんて、狂ったままでいいんだ!」と陽菜に真っ直ぐ言ってのけた帆高くん。物語の結末は全体幸福と個人幸福との対立の様な形も見せますが、倍賞千恵子さん演じられた立花冨美さんの最後のセリフは新海監督から特に若い世代の人達に送ったエールの様な気がします。

とりあえず近いうちにもう一回劇場に見に行きたいですね!

「愛にできることはまだあるかい」

RADWIMPS

 

芸人魂〜有吉弘行と島田紳助に学ぶ〜

何やら巷では吉本(以外の事務所も)所属の芸人さん達の闇営業問題がメディアを賑わしておられるようです。
ざっくりニュースを見た範囲の理解だと、所属事務所を通さない直の芸披露のお仕事のお相手が暴力団や詐欺グループだった事が問題視されてるような感じです。(合ってるかな?)
私自身は(そもそも芸能界みたいに人が多く集まる人気商売はボクシング等と同じくその筋の人達と切っても切り離せない世界なんじゃないの?今更?)みたいな気持ちで割とクールに眺めてたりするんですが…。
吉本はギャラの取り分が1:9とかの話もあるようですけど実際はどうなんでしょう?それが本当なら若手芸人は事務所通さない仕事もしちゃいそうですけど面白おかしく作ってる話なんですかねー。

BI:芸人と契約書は交わしていないのですか。

大﨑:芸人、アーティスト、タレントとの契約は専属実演家契約。それを吉本の場合は口頭でやっている。民法上も、口頭で成立します。タレントが出版社から本を出す、映画に出るというときは、これは別途、吉本興業と出版社や映画会社が契約書を交わしています。

芸人が「契約書ないねん」と言っているのは、書面で交わしていないということだと思う。その子が理解不足なのか、笑いをとろうとして言ったのかはわからない。ただ、いまの形がぼくは吉本らしいし、いいと思ってます。

https://www.businessinsider.jp/post-194568

どちらにせよ旧来の芸能界のやり方が時代に合わなくなってる印象は受けます。変わらなくていい部分と変わっていかないといけない部分の見極めって生き残ってく上で大切なのかも知れませんね。

 

だからと言う訳でもないですが、お笑い芸人さんである有吉弘行さんと島田紳助さんの著書を読んでみました!

有吉さんの本は知り合いとの雑談で出てきた著作で、その人から本の内容について聞いていたら興味が出たので購入。
島田さんの本はYouTuberであるヒカルさんが大の島田紳助ファンで有る事から興味を持ち、恐らくこれが思想の肝だろうと思った本を選びました。

「お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ(生き残りの法則50)」

著者:有吉弘行

出版社:双葉社

猿岩石というコンビを結成し「進め!電波少年」というテレビ番組からブレイクしたものの、あっという間に売れなくなりどん底生活を味わった過去とそこから再ブレイクを果たした彼の経験と思想が語られています。

  • 今調子が良くてもいつどうなるか分からないから背伸びした金の使い方などもっての外。半分くらいで丁度よい
  • 預金残高三桁(万単位)は何としても死守せよ
  • 自分なんて大したもんじゃないと理解して生きろ
  • 努力は無駄、ウケるかどうかは運次第
  • いざという時の保険の為にお金と仕事、頼れる人を確保すべし

などなど、人として(というか家庭人としてw)は困ったらすぐ逃げそうだなーとは思いつつ、生命体としてはしぶとく生き残りそうなしたたかさを感じる内容でした。

自己プロデュース力 (ヨシモトブックス)

自己プロデュース力 (ヨシモトブックス)

 

「自己プロデュース力」

著者:島田紳助

出版社:ワニブックス

島田紳助さんがNSCという吉本の若手芸人育成所が主催した講演でのお話を文字起こししたものです。
過去の自分が漫才での成功するまでの過程や心がけていた戦略、そこから考える成功への方法論を述べられておられます。

  • 才能×努力量×時流=成果
  • 成功の為の戦略を徹底的に練り、成功してる人のやり方を分析して己のやり方に活かしていく

島田紳助さんはそんなに好きな芸人さんじゃないのですけど、流石は伊達に時代を築いておられないなーと思う方法論でした。
特に『その人にその分野の才能があるかはやってみないと分からないが、今いる場所で最大の努力を注げる人ならばいつかどこかの世界で成果を出して成功するはず』というのは印象に残りました。

 

二作とも読んで良かったと思うと同時に芸能界も一寸先は闇だなーとつくづく感じました。それから人との出会いや繋がりの中で道は開けていく事が多いのだとも。

うーんでもやっぱりオフホワイトは駄目だよ!

プロメアは堺雅人の狂演技を楽しむ映画だ!

記事の題材としては今更感もありますがアニメーション映画「プロメア」を観てきました。

(なーんか暑苦しい映画を見たいなー)と思っていたところ予告動画をYouTubeで見て以来気になっていた作品だったのでこれは丁度いい!と映画館へ。

映画プロメア予告編

監督さんや脚本家の方はTVアニメシリーズ「天元突破グレンラガン」のスタッフさんらしいのですが、そちらはあまりちゃんと見ていないです。「お前を信じる俺を信じろ!」という今ひとつ励ましになってるのか良く解らないような言葉を弟分みたいな少年に投げかける熱血兄ちゃんが出てくる事やたらと露出の多いお姉さんが出てくるロボットもの?アニメという事は知ってますが…でも熱気のある作品だというのは解る。

プロメアに関しては松山ケンイチさんや堺雅人さんなど自分が好きな役者さん達も声の出演をなさっているので皆さんの演技も楽しみにしながら劇場に。

 

劇場入口で来場者特典として特別映像がwebで見られるコード付きカードを渡されました。ガロ編という主役のお兄ちゃんがまだチームに入りたての頃のお話が楽しめます(しかし後にGyaOで無料公開が始まったのでちょっと残念(´・ω・`)

https://gyao.yahoo.co.jp/p/00799/v08897/

一応ガロ編のリンクを。7月31日までGYAOにて公開中だそうです。

 

で、肝心の本編ですが…とにかく熱い作品でした!そして360°に渡ってズームイン、ズームアウトしながら絵が動きまくるというアニメーションとしては新しい感覚を取り入れたような作品になってました。多分3DCGと手書きを組み合わせてるんでしょうけど見ていてそんなに違和感なくて凄いです。どうやって描いてるんですかねー?

でもこの感じは最近やってたドラゴンボール超劇場版アニメーションに似てますね。最近のアニメ界での流行りなんでしょうか??

映画ドラゴンボール超フロリー

 

ただこの映画の最大の見所は何と言ってもクレイ・フォーサイトを演じた堺雅人さんのネジが飛んだような暴れっぷりでしょう!

最初は冷静沈着、スマートな糸目おじさまがどんどん本性を顕にしていく様は圧巻ですらあります。だって見た目も映画冒頭と終盤でまるで違うんだもん…笑

まぁ昔から目を閉じたキャラは開けた時が怖いと言いますし(知らんけど)

堺さんも想定した最大値以上の熱量で演じられたとか。そりゃそうだわ。

>堺:クレイは、もっと要求していた感じがしました。収録前は、ラストから逆算して、大体5段階くらいの声の大きさを考えていて、熱量がどんどん高くなるクライマックスでレベル5を出す予定だったんです。 ところが、半ばの「旦那と呼ぶな!」というセリフでいきなりレベル5を要求されて。 一応できるからやりましたが、「レベルMAXをここで使っちゃった」と目眩がしました。プロレスラーが、技を全部出し切ってカウント2も取れなかった心境でしたよ。この後どう戦えばいいのって(苦笑)。

https://animeanime.jp/article/2019/06/01/45857_2.html

 

私は行けませんでしたが昨今流行りの「応援上映」も盛り上がったのは間違いない。

実はこの記事を書いてる時点で2回見てます。3回目も行きたいかなー(笑)

やっぱりエンタメや作品って緻密に練られたロジカルと熱量次第だと思います。